口から胃カメラを飲んでみた結果(麻酔あり)
逆流性食道炎がなかなか完治しない管理人ですが、今回その検査のため、麻酔ありで口から胃カメラを飲んでみたので、詳細をレポートしてみようと思います。
今まで、鼻から胃カメラはやったことがありましたが、楽といわれている割には「めちゃめちゃきついんだけど」という有様だったので、正直胃カメラはやりたくないなあと思っていました。
かといって、口から飲むのも怖いし・・・(オエッとなるらしい)
しかしながら、かかりつけの病院で、麻酔ありでもできるよといわれ、それならいいかと思ってやってみた次第です。
麻酔ありで口から胃カメラを飲む場合、どんなことをやるのか? 気になる方もいらっしゃるのではないかと思います。
よかったら、参考にしていただけたら幸いです。
胃カメラは、事前に予約を取ることがほとんどだと思います。
まずは、病院で予約を取ることから始めてみましょう。
もくじ
胃カメラ検査の前日
胃カメラ検査の前日は、夜9時までに食事を終えます。
夜9時以降は食べてはいけません。
夕食は、脂っこいものとアルコールは避けるようにします。
飲み物は水であれば飲んでOKです。
胃カメラ検査の当日
当日は、もちろん食事はできません。
水は飲んでいいので、ひたすら水で我慢しましょう。
病院には予約時間の20分前に到着して、受付を済ませました。
待合室で今か今かと待ち構えます。
すると、スタッフさんから呼び出され、前の患者さんが押しているので、もう少し待ってくださいとのこと。おおぉっと。
結局、検査が始まったのは予約時間から20分後くらいでした。
胃カメラ検査の流れ
簡易ベッドに座らされ、最初に点滴を受けます。
この点滴は、後々麻酔薬を注入するためのものですね。
筆者は点滴やら注射やらが少し苦手なんですが、今回の看護師さん、針をズブッと注入してやたらぐりぐり押してくるので、ちょっと痛かったです・・・
その後、白っぽい液体が入った紙コップを渡されました。
胃を綺麗にするものだそうです。
あまり美味しいものではなく、最後の方はきつかったです。
しばらくして準備も整い、処置室へと入ります。
ベッドに仰向けにされ、麻酔スプレーを喉に噴射されます。ちょっと辛い感じ。
これは飲み込むよう指示されます。
続いて麻酔ゼリーを口に入れられ、これは飲み込まないよう指示されます。
麻酔が効くまでしばらく寝たままになるのですが、喉の辺りが苦しくなる感じがして、個人的にはきつかったです。
鼻から胃カメラをする場合も鼻から喉にかけて麻酔ゼリーを注入されるんですが、どうも自分は喉の麻酔が苦手みたいですね。
その後、ゼリーを咳き込みながら吐き出して、まな板の上の鯉状態でしばらく待ちます。
担当の先生が入ってきて、少し話をした後、すぐに処置スタートです。
マウスピースをくわえさせられ、テープで固定されます。
と、ここまでは覚えてましたが、すぐに麻酔が効いてきて何をされたのかわかりません。
気がついた時は全てが終わっていました。
しばらくは安静に・・・
麻酔を使った場合は、しばらくの間安静にしている必要があるため、目が覚めてもすぐに起き上がることはできません。
指示があるまでおとなしくしています。30分~1時間くらいは安静にしていることが多いと思います。
起き上がってみると、ちょっとフラフラする感じがしました。
さて、気になる結果ですが、担当の先生から「食道に気になるところがある」といわれ、画像を見てみると、確かに周りの組織とは明らかに異なる、煙草の痕みたいな小さな円のようなものが写っていました。
組織検査に回されたとのことで、結果はすぐにはわからないとこのこと。
「食道がんの可能性もある」ともいわれました。ナンテコッタイ。
ごく小さなもので、たいしたことはないようでしたが・・・
ちなみにこの日の支払いは、3割負担で12,220円でした。タカイヨー。
気になる検査結果は?
3週間後、病院へ検査結果を聞きに行ってきました。
この日までに、食道がんを言い渡される可能性も、ある程度覚悟していました。もう何年も悩まされてるわけだしね・・・
しかし、診察が始まっても、先生はなかなか検査結果について触れてくれません。
話がないなあと思っていたら、そのまま診察が終わってしまう流れだったので「検査結果はどうだったんでしょうか?」と尋ねてみると・・・
ガンや悪性のものではないとのことでした!
ということで、そのまま放置で大丈夫なようです。先生がおっしゃるには、ほくろのようなものとのことでした。
バレット食道でもないとのことで、ひとまず安心して良さそうでした。
ピロリ菌について
ところで、今まで胃カメラをするたびに「ピロリ菌はいない」といわれていて安心していたんですよね。ピロリ菌は胃ガンのリスクを高めるようなので。
でも、よくよく話を聞くと、これって組織採取した場所にはピロリ菌はいないという意味のようで・・・
つまりは他の場所にはいるかもしれないんですよね。
PPIなどの胃酸を抑える薬を服用している場合は、血液検査でしか判断できないそうです。
ということで、血液検査も行いました。
3週間後・・・
検査の結果・・・
陽性でした!(ガーン)
うーん・・・
胃カメラではピロリ菌はいないといわれていたので安心しきってたんですが、見つかってしまいました。
今後は治療のため、除菌の薬を飲むことになりました。
結局のところ、ピロリ菌がいるかどうかは、血液検査でないと正確な判断は出ないようです。
もしも、血液検査によるピロリ菌検査をしたことがない場合は、一度受けてみた方がいいかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
[健康メモ]